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こんにちは。
本日のコラムの前に、お知らせです!!
11/20(土)に断熱リノベーションセミナーを開催します!
3組様限定のため、お早目のお申込みをお願いいたします。
●○●断熱リノベーションセミナーInformation●○●
【日時】 11月20日(土) 10:00~11:30
【会場】 リノベーションモデルハウス「朝日が丘の家」
郡山市大槻町字人形坦東97-5
【講師】 増子建築工業 増子則博
【参加費】 無料
【定員】 3組限定
ご予約は下記イベントページかお電話にてお願いいたします!
増子建築工業 本社
☎024-933-0301
さて、今日は普段は気にならない(かもしれない)家相や風水のことをお話します。
いざマイホームを建てるとなると少し気になるという方や、ご家族に言われて~…と相談される方も多いです。
家相や風水には色々あります。
その中でも異彩を放つ「鬼門(きもん)」。
とりわけ多くの方が気にするのが「鬼門・裏鬼門(うらきもん)」です。
鬼という漢字が入っているだけでちょっと不安に思ってしまいますよね(;^_^A
今日はそんな鬼門とは何なのか?
避けるべき間取りや、対策方法を詳しくお話していこうと思います!
▼目次
・鬼門と裏鬼門
・「三所に三備を設けず」とは?
・対策方法
・まとめ
鬼門と裏鬼門
建物における鬼門とは、その建物を上から見たときの北東の方角のこと。
その名の通り「鬼(邪気)の出入りする方角」を意味しています。
古代中国の考え方が日本に伝来し、陰陽道や神道、怨霊信仰などの影響を受け、不吉な方位として徐々に広まっていきました。
そのため、都の鬼門にあたる方向には鬼門除けとして大きなお寺が建てられていることが多いです。
豆知識ですが、京都比叡山にある延暦寺というお寺は、都を鬼から守るために建てられたとされています。
裏鬼門とは、鬼門と反対の方角(=南西)のことを指します。
裏鬼門も鬼門とセットで不吉な方角と言われています。
※鬼門のイメージです
「三所に三備を設けず」とは?
家相や風水において「三所に三備を設けず」という言葉がよくつかわれます。
ここで言う、「三所」とは、鬼門・裏鬼門・建物の中心を指します。
また、「三備」とは、トイレやお風呂、キッチン、玄関や門を指します。
つまり、鬼門・裏鬼門・建物の中心にはトイレやお風呂、キッチン、玄関や門を設置しないのが良い家相であるとされてきました。
これらは迷信と言えば迷信なのですが、昔の人の知恵であったという意見もあります。
たとえば日の差さない北東に、今のような高機能ではないトイレやお風呂があった場合、冬場は冷えや湿気がひどかったことが想像できます。
また、日当たりのよい南西に冷蔵庫がない時代のキッチンがあった場合、食べ物がすぐに傷んでしまいます。
そういったことを避けるための昔の人の工夫であったとも言われているんですね。
現代の住宅事情においては、家相として理想的な間取りをつくることは難しいのが現状です。
南向きの日当たりの良いリビングにすると、必然的に水廻りが北側になってしまうことも。
様々な設備が整っている現代においては、三所に三備があったとしても影響や災いがおこる根拠はないのであまり気にしない方も多くなってきました。
ただ根拠がなくとも「なんとなく怖い」「避けたい」と思う人が多いのも事実です。
そんな方でも気持ちよく暮らせる対策方法があります!!
どうしても気になるという方はこれからご紹介する対策方法を試してみて下さいね^^
対策方法
「あまり気にしすぎない」というのが究極の対策方法にはなりますが、それでは納得いかないですよね(笑)
三所に三備がある物件でも鬼門封じや鬼門除けをすることができます。
①清潔に保つ
鬼門は何よりもすっきりと清潔に保つことが第一です。掃除や手入れを怠らず、整理整頓を心掛けましょう。
また鬼門と裏鬼門のライン上にはゴミ箱を置かない方が吉です。
②窓やドアを開けっぱなしにしない
鬼門とされる場所には、窓やドアを置かず壁を設置しましょう。
もし構造的に窓やドアが必要な場合は開けっ放しにしないだけでも効果的です。
③盛り塩をする
塩には穢れを清める作用があり、神様へのお供え物の意味もあります。
盛り塩は毎日取り換えるのがベストです。
盛り塩を置く場所は、直接水があたるような場所や動線となる場所は避けて置きましょう。
トイレの隅や洗面所、玄関先などに置くと良いとされています。
④魔除けのモノやお守り・お札を飾る
魔除けとされるモノを置くのも効果的と言われています。
鬼や邪気をトゲで祓うとされる柊や、難を転じるとされる南天などの植物が人気です。
アロエやサボテンなどの観葉植物も良いでしょう。
浄化作用のある水晶を置いておくのも良いです。
また、鬼門除けのお札を扱っている神社やお寺もあります。
鬼門・裏鬼門の方向にそれぞれ1体ずつ、目線より高い位置に置くと良いでしょう。
⑤お祓いをしてもらう
上記でご紹介した対策ではまだ不安だという方は、神社やお寺に相談し、お祓いをしてもらうこともできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家相は、あくまでも昔のお家のつくりを基準に考えられたものです。
鬼門・裏鬼門については、あまりこだわりすぎると選べる間取りや物件が限られてしまいます。
住み心地、使い勝手の良さ、日当たり…
様々な条件のなかで、自分にとって本当に重要かどうかを客観視できるように一度考えてみましょう。
お家は毎日を過ごす大切な場所です。
気にしない方がいいと言われればそれまでですが、モヤモヤとした気持ちを抱えたまま新生活を始めるのはちょっと嫌ですよね。
そんなときは、今回ご紹介した対策方法をお試しください!