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開き戸がいい?引き戸がいい?

こんにちは。
あっという間に4月になりますね。
春からは新生活の方も多いのではないでしょうか?
良いスタートとなるといいですね!

 

さて今日は空間づくりの要になる建具『扉』についてお話ししていこうと思います。

建具とは、部屋と部屋をつなぐ開口部に取り付けられている仕切りの総称(ドアや窓、ふすまや障子など)を指します。

 

1日に何度も触る機会が多いので使いやすいものを選ぶとともに、お部屋全体の印象を左右する建具は家づくりにおいて重要なパーツ。

今回は、そんな「扉」についてご紹介していきます。

 

 

 

 ▼目次

開き戸か引き戸か

開き戸のメリットとは?

開き戸のデメリット

引き戸のメリット

引き戸のデメリット

折れ戸という選択も

まとめ

 

 

開き戸か引き戸か

リビングなど大きなお部屋の仕切りとして前後に開閉する開き戸、またはふすまのように左右に開く引き戸のどちらかを選択するかと思います。

間取りや部屋の構造によって選択できない場合もありますが、そうでない場合は用途や使う人にあった扉を選ぶことが重要です。

施工事例:家事ラクなまとまりのある家

 

 

 

開き戸のメリットとは?

1:場所を選ばない

開き戸の特徴として扉1枚分のスペースがあればどんな場所でも取り付けられます。

左右の壁を考慮しなくていいのでコンセントや装飾など自由に設置することができます。

 

部屋や場所は特に選びませんが、ガラス部分が大きいものは、お子さまが騒いで割れる危険性もあるので、子供部屋に使用するのは避けましょう。

 

2:パーツが豊富

ドアノブやハンドルなど、金物の種類が豊富なものも開き戸の特徴です。

 

3:デザインの幅が広い

既製品でイメージに合うものがなかった時、オリジナルで理想の扉を作ることもできます。

施工事例:セカンドキッチンのある家

 

 

開き戸のデメリット

1:前後のスペースにゆとりが必要

開き戸を設置するときに確認したいのが、ドアを開いた先にゆとりがあるかどうかです。

 

幅の狭い廊下でドアを開けたら通った人にぶつかってしまった…。なんてアクシデントも予想できます。出入り口が重なる場所では、扉の位置や開く向きに気をつけて設計しなくてはなりません。

 

 

2:開閉の音が気になることも

ドアを開け閉めする音が気になる、という心配もあります。既製品では扉がゆっくりと閉まる機能がついているものもあります。

お子さまがいる家庭では検討してみるのもいいかもしれませんね。

 

施工事例:温もり溢れるカントリー調の家

 

 

 

引き戸のメリット

1:開いた状態でもスッキリとした印象に

引き戸のメリットは扉を開けている状態でも邪魔にならないところ。

玄関からリビングまで直結しているお部屋では境目に引き戸を設置することで圧迫感のない空間を実現できます。

 

 

2:簡単に扱える

開き戸よりも開け閉めが簡単です。

お子さまからお年寄りの方がいるご家庭では採用することをおすすめします。

換気がしやすく、スッキリとした印象になりますね。

 

施工事例:木の香りに包まれる家

 

 

引き戸のデメリット

1:防音性や気密性が低い

引き戸のデメリットとして防音性、気密性が低いことが挙げられます。引き戸の構造上、上下にどうしても隙間が開いてしまいます。そのため開き戸に比べるとエアコンの効きが悪かったり、音が漏れやすくなったりすることがあります。

 

施工事例:トップライトがあるフラットハウス

 

 

折れ戸という選択も

 

主にクローゼットなど収納スペースに使われる折れ戸。

扉が邪魔になりにくい、レールがついていて開けやすいといったメリットがあることからその他の場所でも使われる場合もあります。

あまりドアのためのスペースが確保できないときのために、折れ戸という選択があることも知っておきましょう。

 

 

まとめ

 

扉のあれこれについてご紹介してきました。

扉は、「引き戸」「開き戸」などさまざまな種類があることがわかったかと思います。

 

お部屋の「顔」とも言える扉。同じタイプの扉でも材質やデザイン次第で性能も変わるので、必要に応じて選択するようしましょう。

 

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