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こんにちは。
7月も後半となると、じわじわと暑さが増してきますね。
夏休みシーズン、元気に過ごしましょう!
さて間取りを検討するとき、快適な暮らしを実現するために注目したいのが、「動線」です。
動線とは、部屋の中を移動するときに通るルートのこと。ストレスなく、快適に暮らしていくためには、とても重要な要素なのです!
ここでは、動線についての基礎知識から、快適動線な間取りを作るメリット、アイデアまでをご紹介していきます。
▼目次
・まとめ
知っておきたい!3つの動線
動線には、大きく分けて3つの種類があります。間取りを作る前に、ぜひチェックしておきましょう!
家事動線
料理や洗濯、掃除など、家事をするときの移動経路のことを指します。家事のしやすさに直結するため、無駄のない家事動線を確保することが大切です。
生活動線
LDKから寝室、トイレまでの移動など、家族が生活するために動く経路のこと。家族それぞれの生活動線を配慮するのはもちろんのこと、家族構成やライフスタイルが変わったときのことなど、将来を見越してしっかりと計画を立てたいところです。
来客動線
玄関から客間・リビングまでなど、来客があったときの移動経路のことです。キッチンや脱衣所などのプライベートな空間は、なるべく見せたくないですよね。生活動線と重ならないようにするのがポイントです。
施工事例:京町家風コの字の住まい
快適動線な間取りのメリット
スムーズな動線計画の間取りを作るメリットには、次のようなものがあります。
メリット1. 心と時間にゆとりが生まれる
短時間でスムーズな移動ができるようになることで、複数の作業を同時に行うことも可能になり、家事効率がぐんとアップ!家事の時間を短縮することができ、時間を有効活用できます。
その分、心にも余裕ができるので、ゆとりのある暮らしにつながりますね。
メリット2. 子育てと家事を両立しやすくなる
先にお話したように、動線がよくなることで家事にかける時間を短縮できるので、子育てにかける時間を増やすことが可能になります。
また子どもを見ながら家事ができるような動線にするなど、子どもの人数やライフスタイルに合わせてしっかり検討しましょう。
メリット3. 光や風も通りやすくなる
人の移動がスムーズになるということは、風や光の通り道もよくなります。
家全体が明るく、風通しがよくなれば、暗くて湿気がこもりがちな場所が生まれにくくなり、心地よく過ごせますね。
快適動線を叶えるアイデア
ここでは、機能的な間取りやスムーズな動線を叶えるためのアイデアをご紹介していきます!
アイデア1. 回遊性のある間取り
最初にご紹介するのは、スムーズな動線が取れると人気の「回遊性」のある間取りです。行き止まりがなく、ぐるりと回れる通路がある間取りのことを指します。
例えば、「キッチン→ランドリールーム→ウォークスルークローゼット→ベランダのあるリビング」へと回遊できれば、料理の合間に洗濯機を回したり、洗濯物を洗う・干す・しまうといった一連の動作が効率的にできますね。
また「玄関→ウォークスルーパントリー→キッチン→リビング」という動線も人気。買い物から帰ってきてすぐに食材を収納することが可能です。
施工事例:アイアン×ナチュラル素材の家
アイデア2. 収納は適材適所に
動線を短くするためには、モノは使う場所の近くに収納することが大切!
例えば、リビングで使うモノが寝室に置いてあると、わざわざ寝室まで取りに行き、また寝室までしまいに行く必要があり、その分、動線が長くなってしまうのです。
また適材適所の収納を設けることで、片付けやすくなり、いつもお部屋をすっきりときれいに保つことにもつながります。
施工事例:収納上手でおうち時間も上手に
まとめ
快適に暮らすために重要な要素の一つである「動線」。
ひと口に動線といっても、様々な種類があるので、具体的な生活をイメージしてプランを考えることが大切です。自分たちの暮らしにぴったりの動線が実現できれば、家事効率がアップし、ストレスフリーな暮らしが送れるはず!
ぜひ今回の記事を参考に、快適動線な間取りを叶えてくださいね。