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こんにちは。
どんなインテリアにするのか考えるのは、注文住宅の楽しみのひとつ。
和風建築や和モダンなインテリアがお好きな方にご紹介したいのが、今日のテーマ「ジャパンディ」」です。
ジャパンディとは、日本と北欧のインテリアをミックスしたスタイルのこと。シンプルで温かみのあるジャパンディテイストは、海外でも注目されているそうです。
今日はそんな「ジャパンディ」について、事例を交えながらご紹介します!
▼目次
・まとめ
ジャパンディとは?
新しいインテリアスタイルとして注目されている「ジャパンディ」は、Japanese(日本の)とScandinavian(北欧の)をミックスした造語です。
日本の伝統的な住まいと言えば、和室。畳に障子のシンプルな空間で、自然素材を丁寧に使ったミニマルなデザインです。
対して北欧インテリアの特徴と言えば、長い冬を暖かく過ごす居心地の良さです。
上質な木を使ったソファや椅子など、機能的でシンプルな家具にも定評がありますね。飽きのこないシンプルなデザイン、暖かい色や自然をモチーフにした模様も、長く愛されています。
どちらのインテリアスタイルも、シンプルで無駄のない機能的なデザインが基本です。それでいて自然素材をモチーフにした温かみがあり、居心地がいい。そんな共通点をまとめたのが「ジャパンディ」スタイルなのです。
施工事例:家族の気配を感じる家
ジャパンディスタイルにする3つのポイント
では、ジャパンディなインテリアにするにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、代表的なポイントを3つ紹介します。
ポイント1:ミニマルなデザイン
機能的で無駄のない、ミニマルなテイストがジャパンディの特徴です。
必要なアイテムや機能だけを厳選し、あまりものを置かないのがポイント。あれこれディスプレイするのではなく、隠す収納をメインにすると良いでしょう。
ポイント2:自然素材
自然素材の持つぬくもりや本物の質感を生かすのも、ジャパンディのポイントです。
無垢のフローリング、天然木のダイニングテーブル、シンプルな布地のカーテン、漆喰など、本物の素材感を楽しみましょう。
ポイント3:ナチュラルなアースカラー
白やグレー、ベージュなど、無彩色に近いアースカラーも、ジャパンディらしさを引き出します。家具や小物が主張しすぎないよう、シンプルで落ち着いた配色を選びましょう。
施工事例:温もり溢れるカントリー調の家
ジャパンディなインテリア実例
これまで手がけた施工事例から、ジャパンディなテイストのインテリアを集めました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
実例1:薪ストーブで家族団欒 38坪の2世帯住宅♪
ナチュラルな色味が温かいこちらの事例は、薪ストーブのある2世帯住宅です。フローリング色は、無垢材ならではの色合い。格子をあしらったリビング入り口の扉は、さりげなく和の雰囲気も感じられます。
施工事例: 薪ストーブで家族団欒 38坪の2世帯住宅♪
洗面室も、無垢材をたっぷり使ったシンプルな雰囲気。洗面台に使ったグリーンのタイルが、ちょうどいい差し色になっています。
実例2:大断面の無垢の梁で構成された空間のある家
施工事例: 大断面の無垢の梁で構成された空間のある家
大きな吹き抜けに階段を設けた、開放感ある空間が印象的な事例です。障子や塗り壁など和の要素に、アイアンの階段手すりを合わせたデザインが新鮮です。
施工事例:大断面の無垢の梁で構成された空間のある家
モダンな空間に、和室がさりげなく組み込まれています。床の間や障子など伝統的な和のデザインですが、縁なしの畳を合わせることで、違和感なくまとめました。
まとめ
耳慣れない「ジャパンディ」という言葉ですが、デザインの概念が似ている日本と北欧のミックスと聞くとすぐに理解できました。
シンプルで機能的、それでいて温かみがある「ジャパンディ」スタイルは、海外はもちろん、日本の皆様にもなじみやすいインテリアスタイルではないでしょうか。
ぜひ人気のテイストも取り入れてみてくださいね。