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子ども部屋の広さは、どう決めたらいい?

こんにちは。

先週末は、節分、そして立春と季節の節目が続きましたね。
豆まきや恵方巻きでなんとなく、気持ちも新たになりました。

 

 

さて、今日は「子ども部屋」についてお伝えします。

家づくりで悩むポイントの一つが「子ども部屋」です。

「広さはどれくらい?」

「きょうだいそれぞれの部屋がいる?」

「将来、間仕切りを入れて個室にしようか」

など、みなさん悩まれます。

 

家づくりや学習環境が昔と違い、子ども部屋に求めることも変わっているから余計に悩みますよね。

そこで、子ども部屋に関する家づくりのポイントや、求められる広さについてお伝えします!

 

 

▼目次

子ども部屋はコンパクトに

子ども部屋がコンパクトでもいい3つの理由

将来間仕切りを入れるワンルームスタイルが一般化

子ども部屋の広さの目安は?

まとめ

 

 

 

子ども部屋はコンパクトに

 

「子ども部屋は小さくてもいい」という考え方が、今の家づくりで主流になっています。

昔は収納を別にして6畳くらいは欲しいという希望が多かったのですが、今は収納込みで4.5畳や5畳という間取りも増えていますね。

 

平均的な家の床面積が30坪台とコンパクトになっていることも影響していますが、子ども部屋に求める機能が変わっているのが大きな理由です。

施工事例:かっこいい和モダンの家

 

子ども部屋がコンパクトでもいい3つの理由

 

子ども部屋にあまり広さを求めない理由としては、次の3つが挙げられます。

 

個室以外に収納

共働きの家庭が一般的になり、コンパクトな家事動線が意識されるようになりました。洗濯物をスムーズにしまうためには、個室以外に収納を作るようになります。多いのは、洗面脱衣室やファミリークローゼットでしょうか。

そうすると、寝室や子ども部屋の収納は小さくてもOKに。部屋の広さも小さくなりますね。

 

勉強する場所が分散

小学生からタブレット端末が配布され、塾や習い事でもオンライン学習が増えています。リビングのソファで宿題をすませるケースもあるそう。

また、低学年の間は学童保育で宿題をするため、家での学習時間が短いご家庭も多いようです。

子ども部屋の広さにこだわらないのは、こうした学習環境の変化も影響していると感じます。

 

個室がいる理由が多様化

これまでは、子ども部屋だけが個室で、お父さんお母さんには個室がないのが普通でした。

しかし、テレワークやスマホでのビデオ通話が普及し、音やプライバシーが気になるシーンが増え、個室のニーズが高くなってきています。

そのため、みんなが使う個室をつくり、子ども部屋は寝室としてコンパクトに作るという考え方も生まれているのです。

施工事例:家族の気配を感じる家

 

 

 

将来間仕切りを入れるワンルームスタイルが一般化

 

お子さんが2人以上いるご家庭では、将来間仕切りを入れる前提で「ワンルーム」の子ども部屋をつくるのも一般的ですね。

簡単に間仕切り壁を入れられるように、天井に下地材を入れ、ドアや窓を複数作っておくやり方です。間仕切り工事は10万円前後でできるので、あまり負担なく個室化することができます。

 

ただ完全な壁で仕切ってしまうと、片方が家を出たあとや全員が独立したあと、残った部屋が物置状態になるという問題もあります。そこで、もっとゆるやかに仕切る方法も見かけるようになりました。

施工事例:薪ストーブで家族団欒 38坪の2世帯住宅♪

 

引き戸で仕切る

完全な壁ではなく、最初から引き戸を入れて仕切る方法です。

普段は2部屋をつなげて広く使い、集中して勉強したい時は間を仕切るなど、状況に応じた使い分けがしやすくなります。

同性のきょうだいや、3人以上のお子さんがいるご家庭で選ばれる傾向があるように思います。

音を完全にシャットアウトすることはできませんが、柔軟に部屋の大きさを調整できる点がメリットです。

 

家具で仕切る

本棚や二段ベッドで、ゆるやかに仕切る方法も増えています。

既製品の家具を置くほか、造作家具で仕切るケースもあります。造作家具なら、部屋の大きさにぴったり合ったサイズにできるため、スペースを無駄なく使って仕切ることができます。

また、将来は家具を移動させるだけで、簡単にひとつの部屋に戻せるため、ライフスタイルが変わっても使いやすいというメリットもあります。

 

 

 

子ども部屋の広さの目安は?

 

子ども部屋がコンパクトになってきているとは言え、実際にどれくらいの広さがよいのかは、学習環境や子育てへの考え方によっても違ってきます。

一般的な広さの目安としては、ひとりあたり4.5畳から5畳ではないでしょうか。

窮屈になるのではないかと心配な場合は、扉のないオープンな収納にしたり、天井を高くしたりすると、開放感が生まれ、実際よりも広く感じられるでしょう。

施工事例:くつろぎの和風空間の家

 

まとめ

 

子どもたちが巣立った後は、子ども部屋が物置になってしまったという親御様世代の声もよく聞きます。

コンパクトでもすごしやすい作り方や、状況に合わせてゆるやかに仕切れる方法なら、ライフスタイルの変化にも対応できます。

家全体の収納スペースや、個室の必要性を家族で話し合って、広さも使い方もちょうど良い子ども部屋を計画しましょう!

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