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こんにちは。
少しずつ春の便りも届き始めましたね。
桜が見頃となっている地域もあるようです。
お花見が楽しみですね。
さて、自転車置き場の設計は、家づくりの中で後回しになりがちです。でも、自転車1台でも、意外とスペースを使うもの。後から自転車を置ける場所を探すより、はじめからアクセスしやすい場所を決めて設計しておいた方が、使い勝手も見た目もきれいです。
そこで今日は、おすすめの自転車置き場の作り方についてご紹介します!
▼目次
・まとめ
自転車置き場は、家の外と中どちらがいいの?
自転車置き場は「外」につくるイメージがあるかもしれませんが、玄関やガレージなど家の中に置くこともできます。
外に置く場合と中に置く場合の、メリットデメリットを比べてみましょう。
外に置く場合
メリット | ・出し入れしやすい
・複数台分のスペースを取りやすい ・汚れを家に持ち込まない |
デメリット | ・雨などで劣化するリスクがある
・盗難のリスクがある |
中に置く場合
メリット | ・雨などで劣化しにくい
・盗難リスクが少ない |
デメリット | ・スペースを確保しにくい
・汚れが家の中に入ることがある |
こうしてみると、家の外と中とどちらにもメリットデメリットがありますね。
毎日使う通学用自転車か高価なロードバイクか、など自転車の用途やグレードによっても考え方が変わってきます。
家の外に設ける自転車置き場
ここからは、自転車置き場におすすめの場所について、具体的なアイデアを紹介します。まずは、家の外に置く場合を見てみましょう。
玄関ポーチ
広めにとった玄関ポーチは、駐輪スペースとしても兼用できます。
出入りしやすいので、毎日使う人におすすめ。軒があるので、雨の心配も少ないですね。
施工事例:クリスマスも薪ストーブで温かい家
軒下
玄関周りの軒下を広めに設けると、自転車をおくスペースにも使えます。自転車のためだけに屋根を作るわけではないので、デザインに統一性がありすっきりとした外観に仕上がります。
施工事例:京町家風コの字の住まい
サイクルポート
外構スペースに広さがあれば、自転車専用の屋根をつけるのもいいですね。
今は、市販品でもおしゃれなデザインがあるので、家の外観イメージに合わせて選んでみましょう。
家の中に設ける自転車置き場
次に、家の中に自転車置き場を設けるアイデアを紹介します。
玄関土間
玄関土間を広めに作り、自転車置き場としても利用するアイデアです。
出入り口がひとつですむため、出入りがスムーズ。メンテナンスもこのスペースでできますね。自転車が趣味という方が採用されるケースが多いです。
シューズクローク
シューズクロークのスペースを、自転車置き場として使うこともできます。のれんなどで仕切ればクロークの中が見えず、玄関がスッキリします。
乗る回数がそれほど多くなければ、安心して収納できるこの方法がおすすめですね。
施工事例:小窓で繋がる家
ガレージ
車のインナーガレージを設けるなら、自転車も入るように計画することをおすすめします。車の横や奥に置いたり、壁掛けにしたりすることができます。
自転車を楽に出し入れでき、車を停めていない時はメンテナンスもしやすいのがメリットです。
まとめ
自転車置き場は、雨の心配がなく出し入れしやすい場所に作るのがベストです。
毎日乗る方は、家の外の方が使いやすいでしょう。雨や盗難の対策を取りながら、スペースを確保したいですね。軒下や玄関ポーチなど建物と一体になった設計なら、デザイン的にもおしゃれに仕上がります。
自転車をメンテナンスしながら大切に保管したい方には、家の中がおすすめです。玄関土間やシューズクローク、インナーガレージなどがいいですね。出入りのしやすさや広さに注意しましょう。
自転車は空いたところに置くのではなく、はじめから駐輪スペースを設計するのが一番のポイント。自転車に乗る頻度や、目的に合った場所に作るようにしましょう!