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こんにちは。
4月も後半に差し掛かりました。
少しずつ暖かくなり、春らしい陽気に心はずむ日々ですね。
さて今回は、玄関についてのお話です。
玄関の入り口には、少し広いスペースを設けます。玄関ポーチと呼ばれるスペースです。
玄関ポーチの作り方で、快適に出入りでき、外観のデザイン性もアップします。
そこで、玄関ポーチの役割や設計で大切にしたいポイントなどをお伝えします。
素敵な玄関ポーチをつくるための参考にしてみてください。
▼目次
・まとめ
玄関ポーチとは?
玄関ポーチとは、玄関先にある庇の下にある空間のことを言います。玄関から出入りする際に、雨や雪がかからないようするだけでなく、庇を大きくとって、その下を自転車置き場などにすることもあります。
また、玄関は家の正面にくることが多いので、玄関ポーチのデザインは、外観のイメージにも影響を与えます。
玄関ポーチのデザインひとつで、使いやすさもデザイン性も格段にアップするので、しっかり検討したい部分でもあります。
施工事例:家事ラクなまとまりのある家
玄関ポーチの役割
玄関ポーチの役割には、次の3つが挙げられます。余裕のある玄関ポーチがあることで、どんなメリットが生まれるのかもみていきましょう。
スムーズに出入りできるようにする
ゆったりとした玄関ポーチがあれば、訪問した方の対応や家族の出入りがスムーズになります。玄関を出てすぐに道路や駐車場がある場合に比べ、余裕を持って出入りできるでしょう。
また、買い出しした荷物がかさばる時にも、横にいったん置いて鍵を開けたり、ベビーカーを折り畳んで出入りしたりするなど、動作しやすくなるのも特徴です。
雨や雪を防ぐ
余裕のある玄関ポーチのありがたみを実感するのは、雨や雪が降っている日です。雨や雪が玄関の中に吹き込むのを防いでくれて、帰宅時に傘を畳んだ後、濡れずに室内に入ることもできます。
台風の心配がある日などは、庇の下に庭の植木鉢を一時的に避難させるスペースとしても役立ちます。
デザイン性を高める
玄関ポーチには、外観のデザイン性をよりよくする働きもあります。
玄関ポーチをゆったりと設けた住まいは、ゆとりある風格を感じさせます。また、アクセントとなるような特徴的なデザインの玄関ポーチなら、外観の印象をよりおしゃれに見せることができるでしょう。
施工事例:木の香りに包まれる家
玄関ポーチの設計で大切にしたいポイント
玄関ポーチを設計する際には、次のようなポイントに注意しましょう。
ゆとりある広さを確保する
少なくとも、2~3人が同時にいられるような広さを確保しましょう。家族がそろって出かけたり、宅配便の対応をするなど、複数人が同時に玄関に集まる状況でも困らないようにしておくと、安心です。
特に玄関のドアが開き戸の場合は、外開きになるため、玄関ポーチが狭い場合は、いったんポーチから出ないと出入りできないケースもあります。
屋根(庇)をつける
玄関ポーチに、屋根(庇)を設けない家を見かけることもありますが、雨や雪、強い日差しも遮ってくれる屋根(庇)は、快適に玄関を使うために欠かせないポイントです。
必ず、屋根(庇)を設けるようにしましょう。
安全で手入れしやすい床材を選ぶ
玄関ポーチの床材にも、注意が必要です。
ひとつは、安全性です。雨が降って床が濡れた時、すべりにくいように凹凸やざらつきがある素材を使うと安心です。もうひとつは、お手入れのしやすさです。汚れが目立ちにくい色味やほうきでさっと掃除すればゴミが取れるような素材なら、玄関をきれいに保ちやすいでしょう。
防犯性の高い照明をつける
玄関ポーチの照明は、防犯性と省エネ性の両方を兼ね備えたセンサーライトを選ぶと良いでしょう。お洒落な空間を演出するためにもライトは大切ですが、防犯面も対策するのなら人感センサー付きのライトにしておけば安心です。
LED型にしておけばライトの交換も減り、長期的に活躍してくれます。
施工事例:セカンドキッチンのある家
その他に設置したい設備
玄関ポーチに設置すると、より快適に使える設備には、次のようなものがあります。ライフスタイルに合わせて選ぶと、さらに使いやすい玄関ポーチになります。
宅配ボックス
ネットでの買い物が普及している今、荷物の受け取りを楽にしてくれる設備です。
屋外コンセント
お庭のメンテナンス、日曜大工の時にあると便利ですね。
散水栓
お花の水やりやマイカーを洗車する際に便利な散水栓。小さなお子さんがいる場合は、プール遊びでも活躍します。
まとめ
快適でデザイン性も高い玄関ポーチを設けると、より便利でおしゃれな住まいになります。実用性やデザイン、防犯面やメンテナンスなど、さまざまな角度から検討し、ライフスタイルにあった玄関ポーチをつくりましょう。