ブログ
こんにちは。
毎日、本当に暑いですね…。
気温が高いこの時期、汗をかいた素足で床を歩くと、ベタベタとして不快に感じる。そんなことはありませんか?
実は、無垢材のフローリングではこのようなベタつきが発生しません。素足で歩いても、さらっとして快適です。
今日は、夏でも快適な「無垢材のフローリング」の魅力についてお伝えします。
床がベタつく原因とは
梅雨時や夏に、床がベタベタしてしまう理由は、汚れと雑菌、水分の3つだそうです。
一般的な合板フローリングやシート貼りの床では、クーラーで冷えた床の表面に、室内の空気が触れると、結露が起きます。水滴ができるほどの結露ではありませんが、表面がしっとりとすることで、足の裏に床が張り付くような不快な感じになってしまいます。
さらに、その床を裸足で歩くと、足の裏の汗や皮脂が床につき、水分と合わさって雑菌が繁殖しやすくなってしまうそう。そのため、さらにベタベタしてしまうことに。
毎日、拭き掃除できればいいのですが、部屋のすみずみまでとなると難しいですよね。
そんなお悩みを解決するのが、無垢材のフローリングです。
施工事例:かっこいい和モダンの家
無垢材のフローリングがベタつかない理由
無垢材のフローリングは、天然の木を板状に加工したものです。
表面には目に見えない小さな孔があり、室内の湿度を適切に吸い込んだり吐き出したりする「調湿作用」があるため、クーラーで表面が冷えても結露が起きません。
このため、夏でもさらっとした肌触りを保つことができます。
さらに、無垢材には「フィトンチッド」という成分が含まれています。殺菌、防虫、消臭などの効果があり、食品の防腐剤などにも使われている成分です。
この効果によって、無垢材のフローリングは雑菌が繁殖しにくく、ベタつきが抑えられるというわけです。
ちなみに、フィトンチッドにはリラックス効果もあるそう。木の香りを嗅ぐと、癒されるとか落ち着くと言ったお声を耳にしますが、これはフィトンチッドによるものだといわれています。
無垢材のフローリングを取り入れる際の注意点
無垢材の持つ調湿作用や消臭効果を期待するなら、フローリング表面の加工にも注意しましょう。
何も塗らない無塗装や、自然素材のオイル塗装の場合は、無垢材の持つ効果も持続します。しかし、傷がつきにくいウレタン塗装は表面に膜を作るため、調湿作用や香りはなくなってしまいます。
ただし、ウレタン塗装は、撥水性に優れておりメンテナンスも不要ですが、オイル系の塗装は定期的な塗り直しなどのメンテナンスが必要です。
施工事例:家族の気配を感じる家
まとめ
暑い夏でも、さらっとした踏み心地で快適に過ごせる、無垢材のフローリング。涼しく感じさせてくれる効果も期待できます。素材選びでも、室内の快適度合いは変わってきます。ぜひお気軽にご相談ください!
また、施工事例のページでは、無垢材のフローリングを取り入れた事例もたくさん紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!