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こんにちは。
お盆休みも今週末まで。
家づくりの相談が進んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。
さて、今日は近年増えている「狭小住宅」の間取りについてお伝えします。
狭小住宅と聞くと、小さくてローコストというイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、動線が短く暮らしやすい、掃除も楽で管理しやすいといったメリットが評価され、あえてコンパクトな間取りを希望されるケースも増えてきました。
コンパクトな住まいで快適に暮らすには、狭さを感じさせない広がりのある空間にすることがポイントです。
今回は、狭小住宅を広々と感じさせる間取りのコツについて、お伝えします。
▼目次
・まとめ
間仕切りを少なくする
ワンフロアの面積が小さいので、できるだけ間仕切りを減らして空間を一体に使うのが、広く感じさせるコツです。特に、キッチン、ダイニング、リビングは、ひとまとまりの空間にした方がいいでしょう。
もし間仕切りを入れる場合も、引き戸にして一体にもできるようにしておくと、狭さを感じさせません。
施工事例:イロイロ・アカリの家
廊下をなくす
空間を一体として使うために、廊下をなくすのもよく使われる手法です。
玄関からリビングへの廊下、リビングから洗面室へつながる廊下などは、位置関係を工夫すれば、なくても気にならないことがほとんど。動線も短くなって、使い勝手が良くなります。
施工事例:トップライトがあるフラットハウス
空間の抜けを意識する
空間の「抜け」とは、視線をさえぎる扉や壁がなく、向こうまで見通せるような状態のことです。
視線の先に窓を持ってきたり、スケルトン階段を設置したりすると、実際の面積より広く感じさせる効果があります。
施工事例:吹き抜けと天窓で開放感を
明るいカラーを選ぶ
広さを感じさせるには、色味の選び方にもコツがあります。
おすすめは、膨張色の白やベージュです。床や壁、家具の色に使うと、窓からの光が反射して室内が明るくなります。黒や濃い茶色などに比べて、広く感じさせる効果が期待できます。
上下の空間もつなげる
家の中の「縦」の広がりにも注目しましょう。
天井の高さをより高くとって、上下の空間をつなげる方法も、広さを感じさせるポイントです。
代表的な方法としては、吹き抜けやスキップフロア、ロフト空間の採用があります。視線が上に向かい、広がりを感じさせてくれます。2階リビングや平屋なら、勾配天井を採用するのもよい方法です。
まとめ
ちょっとした間取りの工夫で、コンパクトな住まいでも狭く感じさせないようにすることが可能です。今回紹介した工夫をうまく取り入れて、居心地の良い狭小住宅を目指しましょう。