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こんにちは。
さて今回は、「造作家具」(ぞうさくかぐ)についての話題です。
家づくりの中でも、インテリアや収納はこだわりたい方が多い部分です。
そんな方におすすめしているのが「造作家具」。空間にぴったりと合う家具をオーダーメイドで作ることで、家全体のデザインや使い勝手が大きく向上します。
今日のブログでは、既製品にはない自由なデザインと、家全体と調和する造作家具の魅力について詳しくご紹介します!
▼目次
・まとめ
あらためて、造作家具とは?
造作家具とは、建物の設計段階から組み込まれるオーダーメイド家具のことを言います。
一般的に、既製品の家具は購入後に部屋に置いて使いますが、造作家具は家の構造や内装に合わせて一体化して作られるため、まさにその家に最適なサイズやデザインで作り上げることができるのです。
例えば、キッチンのカウンターや収納棚、テレビボード、クローゼットなどが造作家具の代表的な例です。増子建築では、洗面台や玄関収納棚を造作するケースも多いですね。生活スタイルに合わせやすいことが、造作家具に人気が集まる理由と言えるでしょう。
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造作家具のメリット
造作家具の魅力には、以下のような多くのメリットがあります。
空間にぴったりフィットする
一番の魅力は、空間にぴったりとフィットするサイズで作れることです。
既製品の家具はサイズや形が決まっているため、部屋のレイアウトに無理にでも合わせなくてはなりません。でも、造作家具は家に合わせて設計するため、デッドスペースをも取り込んで、室内の統一感を損なわずに配置できます。
好みの素材とデザインで作れる
造作家具は、素材やデザインを自由に選べるという点でも優れています。
木材の質感にこだわる方や、家全体のテイストに合わせたシンプルなデザインを求める方にもぴったり。和風の住宅では、自然素材を使った造作家具を取り入れることで、家全体の統一感や温かみが増します。
また、引き出しの取っ手や金具などの細部も選べるため、家具そのものが個性を持ち、世界にひとつだけの特別なアイテムに仕上がります。職人の手仕事による細かなディテールにこだわりたい方にもおすすめです。
機能性を追求できる
造作家具は、使い勝手や機能性を徹底的に追求できるのも大きなポイント。
例えば、よく使う調理器具や食器のサイズに合わせた引き出しを入れたり、テレビボードに収納やディスプレイスペースを設けたりなど、自分たちに合ったデザインにすることが可能です。
さらに、成長する子供に合わせた家具や、将来のライフスタイルの変化に対応できるフレキシブルな設計も、造作家具の魅力のひとつです。
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造作家具のデメリットと注意点
造作家具にはたくさんのメリットがありますが、いくつか注意すべき点もあります。
コストが高くなる場合がある
造作家具は、オーダーメイドで作るため、コストが既製品に比べて高くなる傾向があります。使う素材やデザイン、作業の難易度によって費用が変わるため、予算に合わせた計画が必要です。
ただし、長期的な視点で考えると、空間にぴったりフィットして長く使える家具は、結果的にコストパフォーマンスが高いと考えることもできます。
移動や再利用が難しい
造作家具は、固定されているため、引っ越しやレイアウト変更が難しいというデメリットもあります。特に、転居する可能性がある場合や、頻繁に模様替えをしたい方には不向きかもしれません。
将来のライフスタイルの変化も踏まえて、造作家具をどこに配置するのかよく検討してみましょう
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まとめ
造作家具は、既製品では実現できない空間の有効活用やデザインの自由度を叶えてくれる、魅力的な選択肢です。
住む人のライフスタイルやニーズに合わせたオーダーメイドの家具で、使いやすさやデザイン性を追求しつつ、長く愛用できる特別な空間を作り上げていきましょう。