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オープンキッチンを取り入れるなら知っておきたい注意点

こんにちは。
過ごしやすい秋の季節は駆け足で過ぎ去り、もう冬の気配すら感じられます。
年々、秋が短くなっていますね。

さて、今日はキッチンの話題です。

オープンキッチンは、リビングやダイニングと一体化し、広々とした空間を作り出すため、とても人気があります。

しかし、オープンキッチンにはメリットだけでなく、散らかりやすい、音や匂いが広がるといったデメリットもあります。こうしたデメリットも事前に知っておけば、適切な対策を取りつつ、納得して取り入れることができるでしょう。

そこで、今回はオープンキッチンを取り入れる際に、注意すべきポイントをわかりやすくご紹介します。

 

 

 

▼目次

ニオイや煙の広がりに注意

音の影響を考える

十分な収納で散らかりを防ぐ

デザイン面での一体感を大切に

生活感を抑えて見られてもいいキッチンに

まとめ

 

 

 

ニオイや煙の広がりに注意

 

オープンキッチンは、リビングやダイニングとひと続きのため、調理中のにおいや煙が家全体に広がりやすい点がデメリットといえます。

独立キッチンだとしても、全く料理のにおいがしないということはありませんが、オープンキッチンでは、特に気になりやすいかもしれません。

少しでも広がりを抑えるには、十分な性能の換気扇やレンジフードを設置するといいでしょう。また、換気効率を上げるには、コンロの前に壁を設ける間取りも効果的です。

 

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音の影響を考える

 

オープンキッチンでは、調理中の音がリビングやダイニングに伝わりやすいため、家族がくつろいでいる時間に料理をすると、会話やテレビの音を妨げることがあります。

例えば、フライパンのジュージューという音や包丁での食材カット音、食洗機や電子レンジの運転音などが響きやすいです。

コンロでの調理音は、コンロ前に壁を設けると、日を使った調理音を少し抑えることができます。また食器を洗う水音は、音が出にくいシンクや水栓を選ぶと軽減されます。

 

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十分な収納で散らかりを防ぐ

 

オープンキッチンは常に視界に入るため、少しの乱れが目立ちやすいのも知っておきたいポイントです。特に、リビングやダイニングでくつろぎたいときに、調理後の洗い物や片付けの残りが視界にあると気になってしまいますよね。

そこで、収納スペースをしっかりと設計し、キッチン用品がすっきり収まるようにしましょう。ゴミ箱は、目に触れにくいカウンター下に専用スペースを設ける、カウンターに立ち上がりをつけて天板の上を見えにくくするといった工夫もおすすめです。

 

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デザイン面での一体感を大切に

 

オープンキッチンはリビングやダイニングと一体化したデザインであるため、全体の調和を意識することが重要です。

例えば、キッチンカウンターの色や素材がリビングと異なると統一感が損なわれ、違和感が生まれることがあります。キッチンのデザインを家全体のインテリアスタイルに合わせ、壁紙や床材、カウンターや収納扉の色合いを揃えると、空間が広く見え、統一感のあるインテリアになります。

また、オープンキッチンに合わせた照明も重要で、手元が見やすく、空間全体が温かい雰囲気になるよう工夫すると良いでしょう。

 

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生活感を抑えて見られてもいいキッチンに

 

オープンキッチンは視界が広がり、開放感がある反面、リビングから丸見えになりやすいというデメリットもあります。お客様が来た際に、調理中の状態が直接見えてしまうと気まずい思いをするかもしれません。

このような場合は、カウンターに高さを持たせる「セミオープンキッチン」も検討してみてください。カウンターがあることで、手元を隠しつつも開放感を保つことができます。

 

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まとめ

 

オープンキッチンは、広々としたLDKを実現し、家族とのコミュニケーションがとりやすい人気のレイアウトです。しかし、においや音が広がる、散らかりやすいといったデメリットもあるため、しっかり配慮して設計することが大切です。

今回お伝えした対策も参考にしながら、快適に使えるオープンキッチンを計画しましょう。

 

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