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こんにちは。
住まいの心地よさや健康への影響を重視して、家づくりを考える方が増えています。特に、小さなお子様がいるご家族にとって、安心して暮らせる住まいは大切ですよね。
そこで注目されているのが「自然素材」です。
今回は、自然素材がもたらす魅力や実際の施工例をご紹介します。
▼目次
・まとめ
住宅で使われる自然素材とは?
自然素材とは、その名の通り、加工しない自然の素材をそのまま活かした建材のこと。ビニールやプラスチックなど新しい素材や製法を用いた人工的な建材とは異なり、環境に優しく、人にも優しい特徴があります。
代表的な自然素材には、以下のようなものがあります。
無垢材
天然の木をそのまま使用した建材です。温かみがあり、木の香りが心地よいのが特徴。
床や天井、壁などにも使います。フローリングを無垢材にすると、冬でもひんやりせず、夏はさらっとした快適な触り心地が味わえます。
漆喰
壁材として、古くから使われる素材です。調湿性に優れ、湿気の多い季節も快適。カビやダニを抑える効果もあります。和風のイメージがある方も多いのですが、フローリングの洋室にも似合う素材です。
珪藻土
植物プランクトンの「珪藻」を原料とする自然素材の壁材で、調湿性が高く、空気をきれいに保つ効果が期待できます。また、消臭効果、断熱性、耐火性など、さまざまな性能を持っています。漆喰と同じように、洋室でも使われ、近年では和モダンなインテリアに多用されています。
施工事例:アイアン×ナチュラル素材の家
家族に嬉しい3つのポイント
さて、こうした自然素材を用いた住まいは、家族の暮らしにどんな嬉しいポイントがあるのでしょうか。
健康に配慮した住まい
気密性の高い現代の住まいでは、建材の影響は無視できません。無垢材や珪藻土は、自然由来の素材なので、化学物質を含まないものがほとんど。そのため、シックハウス症候群の原因となる有害物質が少なく、安心して暮らせます。
自然素材なら、調湿性によってカビやダニの発生も抑制しやすく、健康的な空間を維持しやすいのもポイントです。
高い機能性で快適に
自然素材は、調湿性、消臭効果、抗菌効果など、さまざまな機能を持っています。
そのため、室内は梅雨時でも湿気を感じないカラッとした環境に。ペットがいても、臭いがあまり気にならないでしょう。
また、自然の木の香りにはリラックス効果もあります。小さなお子様がいる家庭でも安心して過ごせる快適性が嬉しいですね。
時間とともに増す味わい
無垢材の床は、使い込むほどに風合いが出てきます。「経年美化」と呼ばれるこの特性は、長く暮らす家だからこそ楽しめる魅力です。
木目を印刷したシート状の床材もありますが、時間とともに劣化が気になるように。無垢材の場合は、ちょっとした傷なら簡単にメンテナンスできる上、傷も歴史と言えるような味わいが生まれます。
施工事例:オーダーメイドで思いのままの家
自然素材を使った施工事例
これまで手がけた事例は、どれも豊富に自然素材を取り入れたものばかり。最新の事例から、2つを選んでご紹介します。
施工例1: 【木の家】シンプルで使いやすい20坪の平屋
玄関から入った瞬間に、木の優しい香りに包まれるこちらの住まい。無垢のフローリングは、美しい木目が印象的。あたたかい色味に、ホッと気持ちが安らぎます。壁は、珪藻土の塗り壁です。大きな窓から入る自然光が壁に優しく反射して、家の奥まで光を届けます。
施工例2: 家族の気配を感じる家
施工事例:家族の気配を感じる家
こちらの事例でも、無垢材の床、珪藻土の壁を採用しています。
リビングの中心には、どっしりとした大黒柱。安心感がありますね。階段も、もちろん無垢材です。珪藻土の明るいベージュがフローリングによく似合い、和モダンなインテリアに仕上がっています。デザインと機能性を兼ね備えた、快適な住まいとなりました。
自然素材を取り入れるときの注意点
自然素材は多くのメリットがありますが、長く美しく使うには、適切なメンテナンスが必要です。とはいえ、それほど大きな負担があるわけではありません。
例えば、無垢材の床は傷がつきやすいものの、その分補修も簡単。小さな傷なら、家にあるものやホームセンターで入手できるアイテムで補修できます。また、珪藻土の壁は、傷ついたところだけを塗り替えることも可能。クロスのように大きな面積を張り替えなくてもいいので、大きな負担がありません。
まとめ
健康的で快適な暮らしを実現するだけでなく、変化していく風合いを味わう楽しみも生まれるのが、自然素材を使った住まいの特徴です。お客様のライフスタイルに合わせ、注文住宅の提案を行っています。自然素材に興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。