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こんにちは。
最近はライフスタイルの変化に伴い、和室を取り入れるかどうか迷う方も多いかもしれません。けれども、日本人には畳の上でくつろぐ感覚が深く根付いているもの。せっかくの注文住宅なら、心から「落ち着く」空間をつくりたいですね。
そこで今回は、そんな「和室のある暮らし」がもたらす魅力や、現代の暮らしにあった活用方法についてお伝えします。
▼目次
・まとめ
和室で生まれる「安らぎ」
畳の香りがふわりと漂い、障子越しの柔らかな光が心をほぐしてくれる。
そんな空間があるだけで、毎日の忙しさが和らぎ、心がほっと安らぎます。
和室に人をリラックスさせる効果があるのは、畳の材料である「イグサ」の香りに「フィトンチッド」という成分が含まれているから。家の中にいながら、森林浴と同じような作用が期待できるというわけです。
ちょっと疲れたなと感じるときや、一息入れて落ち着きたいとき、和室があることで、簡単にリフレッシュできるでしょう。
施工事例:木の香りに包まれる家
子どもの「五感」を育む和室
小さな子どもにとって、畳は最高の遊び場です。
赤ちゃんのうちは、柔らかい畳の上で安心してハイハイができ、幼児期には裸足で走り回ることで、足裏からの刺激が成長を促します。
畳には適度な弾力があるため、転んでもケガをしにくいというメリットも。これは、小さな子どもを持つご家庭にとっては安心材料になりますね。
また、和室は季節の移ろいを感じる場にもなります。夏は畳がひんやりとして心地よく、冬はこたつを出せば家族団らんの中心に。
春夏秋冬、季節ごとの良さを味わいながら、子どもたちは自然と「日本の暮らし」を体感していきます。
施工事例:かっこいい和モダンの家
和室がつくる「もてなしの心」
和室には、日本ならではの「もてなしの心」が息づいています。
たとえば、親戚や友人が遊びに来たとき。ちょっと座布団を出して、落ち着いた雰囲気の中でお茶をふるまう。布団を敷けば、急な宿泊にも対応できる。
そんなふうに、和室は「人を迎え入れる」空間としても活躍します。
特に、親世代を招く機会が多いご家庭では、「和室があってよかった」と感じる瞬間が多いはずです。
施工事例:オーダーメイドで思いのままの家
和室を「書斎」や「ワークスペース」に
リモートワークが増えている昨今では、和室を「書斎」や「ワークスペース」として活用するのもおすすめです。
畳の上に座り、襖を閉めれば、周囲の音を和らげながら、静かで落ち着いた環境をつくることができます。シンプルな空間なので視覚的なノイズも少なく、自然と仕事に集中しやすくなります。
仕事が一段落したら、畳の上で軽くストレッチしたり、横になって休憩したりすることも可能。オンとオフを切り替えやすいのも、和室ならではの魅力です。
和室があることで、働く環境の選択肢が増え、暮らしの幅もぐっと広がりますね。
施工事例:くつろぎの和風空間の家
まとめ
和室は、単なる「和風の部屋」ではありません。家族が集い、くつろぎ、育ち、やがて思い出が積み重なっていく、大切な場所。
現代の住宅では「なくても困らない」と思われがちですが、「あることで得られる豊かさ」は計り知れません。
新築を考えるとき、ぜひ「和室のある暮らし」を思い描いてみてください。そこには、きっと家族の温かな未来が広がっています。
また、リモートワークが増えている今、和室を「書斎」や「ワークスペース」として活用するのもおすすめです。
畳の上に座って、襖を閉めるだけで、静かで集中しやすい環境が生まれます。
和室があることで、暮らしの幅がぐっと広がるのです。