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こんにちは。
ここ数年、じわじわと人気が高まっている「平屋」。
シンプルで暮らしやすく、家族との距離も自然と近くなることが魅力です。
そんな平屋に「中庭」を取り入れると、もっと快適で楽しい暮らしができることをご存じでしょうか?
今回は、中庭のある平屋の魅力やメリット、気をつけたいポイントについてお話しします。
▼目次
・まとめ
中庭とは?
中庭とは、家の内側に作られた屋根のない空間のことを言います。
一般的な庭とは違い、建物に囲まれているため外からの視線を気にせず過ごせるのが大きな特徴。また、家の中心に庭があることで、光や風を室内にたっぷりと取り込めるのも魅力です。
最近では、眺めるだけの庭ではなく、家族が集まる「第二のリビング」として活用するスタイルが人気。
例えば、
・おうちバーベキューを楽しむ
・子どもがプール遊びをする
・夫婦でゆっくりコーヒータイムを過ごす
といった過ごし方ができると、注目を集めています。
こんな空間があれば、暮らしの楽しみがぐっと広がりますね。
施工事例:京町家風コの字の住まい
中庭のある間取りは主に3パターン
中庭を取り入れる間取りには、大きく分けて3つのタイプがあります。
施工事例:薪ストーブ、造作木製キッチン、オーダー家具。自然素材に包まれたお気に入り空間
コの字型 — バランスの良い配置
家の三方向を建物で囲み、中庭を作るスタイル。
道路や隣家からの視線をカットしやすく、それほど広い敷地でなくても実現しやすいのが特徴です。
L字型 — コンパクトな敷地にも◎
家の二方向を建物で囲む間取り。
「道路側から庭が見えるのは避けたい」という場合におすすめです。
比較的コンパクトな敷地でも取り入れやすく、プライバシーを守りながら開放感を得られます。
ロの字型 — プライバシーを完全に確保
家の四方向すべてを囲む間取りで、外からの視線を完全に遮ることができます。
中庭の採光や風通しを確保するためには、ある程度広いスペースが必要になります。
平屋に「中庭」を作る4つのメリット
人目を気にせず、リビングを開放的に
大きな窓を設けると明るくなる一方、外からの視線が気になってレースカーテンを閉めっぱなし…ということも。
中庭があれば、カーテンを開けたまま、自然の光をたっぷり感じながら過ごせます。
家の中が明るく、風通しが良くなる
中庭があることで、光や風が家の奥までしっかり届きます。
日中は照明に頼らなくても十分な明るさが確保でき、省エネ効果も期待できますね。
家族だけのプライベート空間に
「庭でのんびりしたいけれど、ご近所の視線が気になる…」という心配がなくなります。
お子さんがプール遊びをしたり、家族でアウトドア気分を楽しんだり。
気兼ねなくくつろげるプライベート空間が手に入ります。
防犯性が高まる
外からの侵入経路が限られるため、防犯性がアップ。
塀やフェンスを設けなくても、家そのものが防犯対策の役割を果たしてくれます。
施工事例:クリスマスも薪ストーブで温かい家
中庭のある平屋を作るときの注意点
中庭のある住まいを設計の際には、次のようなポイントに気をつけましょう。
敷地の広さや形状を考える
中庭を取り入れるには、ある程度の敷地の広さが必要になります。
特に「ロの字型」の間取りを希望する場合は、余裕をもった土地選びを意識しましょう。
周囲の建物との関係をチェック
中庭に隣家の窓が面していると、せっかくのプライバシーが確保しにくくなります。
土地を決める際は、周囲の建物の配置や窓の位置をしっかり確認することが大切です。
湿気や虫への対策を忘れずに
中庭は風通しが良い一方、湿気や虫が気になることも。
水はけの良いタイルやウッドデッキを採用することで、快適な空間をキープできます。
施工事例: トップライトがあるフラットハウス
まとめ
平屋に中庭を設けると、家の中にもうひとつの「くつろぎの場」をつくることができます。
光と風を感じながら、家族みんながリラックスできる空間。
子どもたちが遊び、大人はコーヒーを片手にゆったりと過ごす…。
そんな理想の暮らしが、ぐっと身近になります。
「中庭のある平屋に興味がある」「自分たちの暮らしに合う間取りを知りたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。理想の住まいづくりを、一緒に考えていきましょう。