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こんにちは。
まだ寒さは残るものの、少しずつ春の気配を感じるようになりました。
桜の便りも耳にしますね!
お花見シーズンがやってくるのが楽しみです!
さて、本日は「開放的なリビングを作る」ことをテーマにお伝えします。
リビングを広々とした開放的な空間にしたい場合に、おすすめしたいのが「勾配天井」 や 「吹き抜け」という方法です。
どちらも開放感のある家づくりにぴったりですが、特徴や住み心地には違いがあります。
例えば、吹き抜けにすれば、上下階がつながって光がたっぷり入り、家族の気配を感じやすくなります。でも、音が響きやすかったり、冬に暖房が効きにくかったりすることも。
一方で、勾配天井は天井を高くすることで広がりを感じさせ、平屋でも吹き抜けのような開放感を生み出します。2階建ての場合は、リビングの上に2階を配置しないなど間取りを工夫すれば、取り入れることができます。
今回は、勾配天井と吹き抜けの特徴を比べつつ、選ぶ際のポイントをお伝えします。
▼目次
・まとめ
勾配天井と吹き抜けの違い
まず、勾配天井と吹き抜けの違いを見ていきましょう。
勾配天井とは?
勾配天井は、屋根の傾斜に合わせて天井を斜めに仕上げるデザインです。
フラットな天井に比べて高さが生まれ、開放的なリビングを実現できます。特に、平屋のリビングで開放感を取り入れたい場合には、よく使われる方法ですが、2階建てでも、リビングの上に2階の部屋が来ないようにすることで、勾配天井のあるリビングを実現できます。
吹き抜けとは?
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吹き抜けは、1階と2階をつなげて、天井を高くする方法です。
縦に大きな空間が広がり、開放的なリビングになります。吹き抜けの2階部分に窓を設けることで、自然光がたっぷり取り込めるのも魅力です。
また、上下階がつながることで、2階にいる家族の気配が伝わり、コミュニケーションが取りやすくなるのもメリットです。ただし、音が響きやすい、冷暖房の効率が下がるといった心配もあるため、間取りや設備の工夫が必要です。
勾配天井が向いている家とは?
勾配天井は、リビングの上に屋根がある間取りで取り入れることができます。
平屋はもちろん、2階建てでもリビング部分を平屋にすることで、勾配天井の開放感を楽しめます。
斜めになった天井が吹き抜けのような広がりをうみ、心地いい空間を作ります。また、吹き抜けに比べて、冷暖房の効率がよく、生活音の影響を受けにくいというメリットもあります。
施工事例:化粧梁がアクセント♪勾配天井で明るく開放感たっぷりなリビングの家
吹き抜けが向いている家とは?
吹き抜けは、家族のつながりを感じながら暮らしたい方におすすめです。1階と2階が吹き抜けでつながることで、どこにいてもお互いの気配を感じられ、リビングを家の中心に据えた住まいになります。
吹き抜けに設けた高窓から光を取り込めるので、住宅密集地などで1階の再考が難しい場合でも、明るいリビングを作れるのが魅力です。
どちらを選ぶべき?
勾配天井と吹き抜けは、どちらも開放的な空間を作る素敵な方法ですが、ライフスタイルや家族構成によって向き・不向きがあります。
空調の効率やプライバシーを大切にしながら、開放感のあるリビングにしたいなら、勾配天井がおすすめです。
一方、家全体のつながりや、より伸び伸びとした開放感を求めるなら、吹き抜けがいいでしょう。光をたっぷり取り込みたい方にも向いています。
2階建ての住まいで、リビングの上に部屋を配置しない間取りにすると、勾配天井を採用できます。また、平家の住まいで吹き抜けのような空間を作りたい場合は、リビングとロフトと組み合わせて高天井にするという方法もあります。
まとめ
勾配天井と吹き抜けは、どちらも開放的な空間を作るのにおすすめの方法です。どちらを選ぶか迷ったときは、それぞれの特徴を比較し、ライフスタイルや好みに合う方を選ぶのがポイント。それぞれのメリットを活かしながら、理想のリビングを一緒に考えていきましょう。