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暑さに負けない家づくり!住まいの熱中症対策

こんにちは。福島県郡山市の工務店、増子建築です。
私たちは、地元・福島の素材を活かした「木の家」を、自社の大工職人が一棟一棟丁寧に施工する工務店として、郡山市を中心に家づくりを行っています。

連日、うだるような暑さが続いていますね。現場で作業をしてくださっている職人の皆さんには、ただただ感謝です。暑さに負けず、どうか安全に工事を進めていただきたいと思います。

ここ数年、猛暑日が当たり前のようになり、ニュースでも「熱中症への注意喚起」をよく耳にするようになりました。ただ、電気代も気になって、クーラーを一日中つけっぱなしにするのはちょっと…と感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、無理なく快適な室温を保つための方法をご紹介。すぐに取り入れられる工夫から、家づくりの段階で考えたい対策まで、熱中症を予防する住まいづくりについてお伝えします。

 

 

 

▼目次

室内でも油断できない熱中症のリスク

日常生活に取り入れたい、涼しさを保つ工夫

住まいづくりでできる熱中症対策

まとめ

 

 

 

室内でも油断できない熱中症のリスク

 

熱中症とは、体温の上昇や水分・塩分のバランスが崩れることで、頭痛・めまい・けいれんなどの症状を引き起こす病気です。高温多湿な環境が続くと、体温調節がうまくいかなくなって発症します。

 

外に長時間いると危ないというイメージがありますが、実は家の中でも十分にリスクがあります。特に、水分補給を忘れてしまったり、キッチンや脱衣所などの一時的に温度が上がる場所では注意が必要です。「家にいるから大丈夫」と油断せず、室内でもしっかりと対策をとっていきたいですね。

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日常生活に取り入れたい、涼しさを保つ工夫

 

日差しを遮ることと、風通しを良くすること。この2つが、室内を快適に保つための基本です。ここでは、身近なアイテムでできる暑さ対策をご紹介します。

 

すだれ・よしず

昔ながらの暑さ対策といえば、すだれやよしず。窓の外に立てかけるだけで、日差しを遮りつつ風も通してくれます。設置も簡単で、必要に応じて移動できるのが魅力です。

 

 

シェード

シンプルでおしゃれな見た目が人気のシェード。フックに引っ掛けて紐で固定するタイプが多く、ウッドデッキやベランダでも使いやすいアイテムです。毎年違うカラーにするのも楽しいですね。

 

 

グリーンカーテン

ゴーヤや朝顔を育てて、自然のカーテンをつくる方法。葉の隙間から風が抜け、見た目も涼やか。植物を育てる楽しみもあり、夏の楽しみの一つになりそうです。

 

 

遮光カーテン

昼間使わない部屋には、遮光カーテンを閉めておくだけで効果あり。太陽光を遮って室温の上昇を防ぎ、夜の冷房効率もアップします。

 

 

サーキュレーター

クーラーの風を効率よく循環させるサーキュレーター。空気が動くだけで体感温度が下がるので、設定温度を上げても快適さを保てます。

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住まいづくりでできる熱中症対策

 

新築やリフォームを考えているなら、建物の構造や素材選びで「涼しく過ごせる住まい」にすることができます。ここでは、家づくりの段階で取り入れられるポイントをご紹介します。

 

断熱・気密性を高める

高断熱・高気密の住まいは、外気の影響を受けにくく、室内の温度を保ちやすいのが特徴です。涼しくなった室温を保てるため、冷房の効率もアップ。

たとえば「断熱等級5」以上の断熱性能を備えた住まいなら、夏の冷房時も外の暑さをしっかり遮断し、室温を一定に保ちやすくなります。さらに、隙間を減らすことで気密性も高まり、冷気が外へ逃げにくい構造に仕上がります。

増子建築では、断熱等級6に相当する、HEAT20の基準G2に属する高断熱性能を実現しています。

増子建築の住宅性能

 

 

断熱性の高い窓を採用する

窓から入る熱は想像以上に大きいもの。断熱性能の高い窓を選べば、外気温の影響を減らし、室温の安定にもつながります。

具体的には、「Low-E複層ガラス」や「樹脂サッシ」などを選ぶと、日射熱の侵入を抑えられます。とくに西日が強く差し込む窓には、遮熱タイプのLow-Eガラスがおすすめです。

 

 

庇(ひさし)を設ける

日差しが直接入らないよう、窓の上に庇を設けるのも有効な手段。特に夏の強い日差しは高い位置から差し込むので、庇があるだけで室温の上昇を抑えることができます。

たとえば、南向きの掃き出し窓には、奥行き60〜90cm程度の庇を設けると、夏の直射日光を防ぎながら、冬の低い太陽の光は取り入れることができます。

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自然素材の力を活かす

無垢の床材や漆喰の壁、畳などの自然素材には、空気中の湿気を吸収してくれる性質があります。ベタつきを感じやすい夏でも、さらっと心地よく過ごせる空間に。

たとえば、無垢の杉板やヒノキ材は足ざわりがやわらかく、湿度調整もしてくれるため、素足でも気持ちよく過ごせます。また、調湿性の高い珪藻土の壁は、梅雨や夏場のにおい対策にも効果的です。

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まとめ

 

暑さが厳しいこれからの季節、熱中症は屋外だけでなく、室内でも十分に注意が必要です。

新築時には、断熱性や気密性といった住宅性能にも配慮した設計で、冷房効率の良い快適な住まいに。暑い季節も、体に負担をかけず、気持ちよく過ごせる環境を整えていきましょう。

 

 

郡山市の工務店、増子建築では、お客様の暮らしに寄り添い、造作家具のご提案・施工を自社大工が心を込めて対応しています。

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新築はもちろん、リフォームやリノベーションでも対応可能です。
福島県郡山で工務店をお探しの方は、ぜひ増子建築にご相談ください。

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