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先日、本年のウッドデザイン賞入賞作品の発表がありました。弊社の『ふくいまの木と職人でつくる高性能な木の家　築Ｐｌａｉｎ』が入賞致しましたのでご報告いたします。

応募作品のアピールポイント

本件は、主要構造部に福島県産材を１００％使用した高性能低価格な規格住宅です。この住宅に住む人が増えるという事実は、風評払拭の原動力になり、そこでの豊かな暮らしは魅力的で大いに関心を引くものと考えます。本件は、子育て世代がターゲットです。そのため、一般的な木の家に比べ２０％以上販売価格を削減し、選んでもらいやすくしました。また、県産材１００％の規格住宅という取り組みは、本県においては先進的であり、他に例を見ません。さらにCASBEEなどを活用することで環境への影響や省エネルギー性能について高い水準での配慮が可能となりました。

先日、東京ビッグサイトで開催されたエコプロ２０２２へ賞状を取りに行ってきました。同時期にウッドデザイン賞の公式サイトで公表になった作品の概要と評価ポイントです。

作品概要：

福島県は、2011年の原子力災害以来、未だ風評や無関心に晒されている。そんな中、福島に“住む”と決めた、子育て世代を応援し、それらの被害を払拭する「福島の木でつくる高性能・低価格な規格住宅」を考えた。弊社従来品に比べコストを20％削減、基本性能も大幅に向上させ「選ばれる木の家」を意識した。

評価ポイント：

本地域に住む世帯を増やし、風評被害等に対しての不安払しょくを目指すという思いから生まれた、地域材を使ったコストパフォーマンスが高い住宅である。地域のスタンダードモデルとなるべく発展に期待する。