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以前にこのコラムで「例えば高齢の父母が認知症などで意思能力を欠く状態になってしまった場合、その方が所有する財産を処分することができなくなる」というお話をしました。

もしかすると、皆さんの家の近所にある空家は、このような状態かもと。とは言え、なってしまったものは仕方ありません。その方が回復するかお亡くなりになるまで、その財産を適正に管理しなければいけません。現金や有価証券なら銀行に預けるなど、さほど手間なく管理することは可能です。

一方、住宅などの不動産の管理にはなかなか手間がかかります。空家になってしまっているのなら、室内の空気を入れ替えたり、庭の除草やごみの片付け、犬猫の糞の始末などを定期的にする必要があります。

私の周りにも空家になってしまった実家の管理をしている方がいますが、近所だからと言ってこまめに管理ができているかというと、そうでもない様です。これが遠方ならなおさら。

もちろん、空地でも除草や違法駐車・ごみの投棄などの管理が必要です。もちろん、このような管理を請け負ってくれる業者もあるようです。

特に地域密着の不動産屋さんだと、その物件の売却を見越してか親切に対応してくれます。

空家や空き地の管理が負担だと感じておられる方は、その物件近くの不動産屋案に相談するのもアリかもしれません。

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