navi

メニューを開く

ブログ

フルフラットキッチンの魅力と気になる点

こんにちは。

寒い日は続いていますが、なんだか日が長くなってきた気がします!

ちょっとしたことに春の兆しが感じられて、少しうれしい気持ちになってしまう今日この頃です。

 

さて、今回はキッチンについて。

キッチンの中でも、フルフラットキッチンについてお話しようと思います。

フルフラットキッチンとは、システムキッチンの天板に立ち上がりがなく平らなタイプのことです。

スッキリ見えるので広く感じるなどメリットもあり、商品のバリエーションも増えていますね。

 

ですが、暮らし方や間取りによっては気をつけたいポイントもあります。

今日は、そのあたりをご紹介したいと思います。

 

 

 

▼目次

・フルフラットキッチンってどんなもの?

・対面キッチンでフルフラットを選ぶメリット

・フルフラットの気になる点とその解決方法

・まとめ

 

 

 

フルフラットキッチンってどんなもの?

 

キッチンの天板が全て平らになっているタイプを「フルフラットキッチン」と呼びます。

シンクやコンロがあるキッチンの天板が平らで、すっきりと見えますね。

以前はアイランドキッチンで採用されることが多かったフルフラットタイプ。

 

アイランドキッチンは、システムキッチンがどの壁にもくっついていないタイプです。

 

 

対面キッチンでは、こちらの写真のように、背中側に立ち上がりがついたものが一般的でした。

 

フルフラットタイプの対面キッチンも増えてきて、立ち上がりの有無について悩むことも。

そこで、あらためてメリットデメリットを整理してみますね。

 

 

 

フルフラットを選ぶメリット

 

フルフラットを選ぶことで出てくるメリットは、次の4つ。

 

作業スペースが広がる

フルフラットの対面キッチンは、水はねなどを防ぐ目的もあり天板の奥行きが広めです。

そのため、お料理を仮置きしたり、道具を広げたりする作業スペースが広くなります。

 

 

 

ダイニングが広く感じる

ダイニングやリビング側からキッチンを見ると、立ち上がりがない分奥まで見通しが聞き、結果的に空間が広く感じられるという効果もあります。

開放感があって、キッチンも一体の空間に見えます。

 

 

大人数で作業しやすい

親子でお料理をする時や友人と一緒にパーティーの準備をする時など、複数人でキッチンを使う場合、フルフラットなら反対側からも使えるため、大人数の時にメリットを発揮します。

 

 

掃除が楽

立ち上がりがない分、汚れは天板をさっと拭くだけOK。

お掃除の手間がかからないのも魅力ですね。

油汚れがつきやすい壁面がないので、簡単なのもメリットです。

 

 

 

フルフラットの気になる点とその解決方法

 

逆に知っておいて欲しいデメリット部分は、次のような点です。

どうしたら気にならなくなるか、その方法も合わせてお伝えしますね。

 

キッチンが丸見え

ダイニング側からキッチンが丸見えとなってしまうため、洗い物やお鍋など見せたくない生活感が出てしまうというのが悩ましいところ。

解決方法としては、見せないタイプの収納を増やしたり、パントリーを作ったりして隠せる部分もつくることです。

また、コンロの前のみに壁を作って一部を隠すという方法もあります。

 

 

水はね、油はねが気になることもある

天板の奥行きが広いとはいえ、壁がないため、水はねや油はねはどうしても発生します。

ダイニング側の床をお手入れしやすい材料に変える、コンロの前に透明のついたてを設置する方法もありますが、かえって掃除の手間が増えてしまうことも。

さっと掃除しやすいフルフラットのメリットをいかし、こまめに拭くのが一番よいかと思います。

 

 

天板が広いため、間取りに余裕がいる

フルフラットタイプは、天板が広い分、システムキッチンがスペースを取ります。

そのため、ダイニングキッチンの広さに余裕がいります。

もし、床面積に余裕がない場合は、かえって部屋全体が狭くなる可能性も。

スペースに余裕がなくてもフルフラットを採用したい!という場合は、ダイニングテーブルをコンパクトにしたり、カップボードとの間隔を狭めにしたりするなど設計の工夫が必要です。

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

部屋が広く見え、大人数で料理しやすいと人気のフルフラットキッチン。

でも、キッチンが丸見えになってしまうことや、広さが必要なことなど気になる点もあります。

ご自身の暮らし方や全体のバランスをみながら、採用しましょう。

 

迷う場合は、ぜひ増子建築工業にご相談ください!

キッチンメーカーのシミュレーションパースなども参考に、イメージをふくらませていきましょう。

 

 

 

TOP