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こんにちは。
7月に入りました!
明日は七夕ですね。空を見上げるゆとりも大切にしたいです!
時々、「実家でかわいがっていたペットと新居でも暮らしたい」「子供が動物を飼いたいと言っている」といった理由で、戸建て住宅を希望される方がいらっしゃいます。
今は室内で飼うことが多いため、人も動物たちも快適に暮らせるような工夫が大切です。
そこで今回は、家づくりに取り入れたいポイントについて、ご紹介します。
▼目次
・まとめ
ペットと暮らす家づくりのポイント
ペットと暮らす住まいを作るなら、次の4つのポイントに注意して計画しましょう。
施工事例:オーダーメイドで思いのままの家
動物の特性に合わせた工夫を取り入れる
犬は外で思いっきり走り回るのが好き、猫は高いところに登るのが好き、など動物ごとに特性があります。それぞれの特性を理解すると、どんな工夫を取り入れたらいいか分かりやすくなります。
室温を管理しやすい住宅性能にする
室内で飼う場合は、室温設置にも気を配りましょう。
季節によっては、人がいない時でも、エアコンをつけっぱなしになくてはならないケースもあります。
そうなると気になるのが、光熱費。できるだけ負担を軽くするには、省エネ性の高い住まいにするのがポイントです。気密性や断熱性に配慮し、太陽の光をうまく取り入れる間取りにするといった工夫が有効です。
滑りにくい床を選ぶ
ツルツルした床は犬や猫にとって歩きにくく、負担になってしまいます。走り回って、ケガをしてしまってはいけないですよね。
無垢のフローリングや傷のつきにくい床など、ペットに負担のかからない床材を選びましょう。
臭いや音もれに配慮する
動物を飼っていると、臭いや鳴き声などの音が気になることがあります。
あまり気にしなくてすむ工夫を取り入れると、安心して過ごせます。
例えば、断熱性・気密性の高い外壁や窓にすると、音が外にもれにくいという効果も期待できます。
犬と暮らす住まいの工夫
ここからは、犬と暮らす住まいでおすすめの工夫をご紹介します。
施工事例:家事ラクなまとまりのある家
散歩に行きやすい動線
毎日散歩に連れて行くなら、玄関まわりの動線や収納にひと工夫。
玄関のシューズクロークにリードやトイレグッズを収納したり、玄関に手洗いを設けて足を洗いやすくしたりすると、お世話がスムーズです。
走り回れるスペース
広い敷地なら、ぜひおすすめしたいのが「ドッグラン」を備えた庭づくりです。
外に飛び出さないようにフェンスを作り、地面は芝生やウッドチップ舗装など走りやすい仕上げに。足を洗う水栓も欲しいですね。敷地内ならリードなしで、のびのび走らせることができます。
家族のそばにドッグスペース
室内にも、犬のための小さなスペースを作ってあげましょう。犬は、人と過ごすのが大好きなので、リビングやダイニングの一角がいいそうです。
階段下や収納の一部を活用すると、プライベート感も出しやすく、トイレも置きやすいです。
隔離できるスペース
危険な場所に入らないようにしたり、来客時にお客様の前に出ないようにしたりする配慮もいりますね。
別室に避難させると吠えたりすることもあるので、家族の見えるリビングや玄関ホールにフェンスを設けるのがおすすめです。
猫と暮らす住まいの工夫
次に、猫と暮らす住まいについてご紹介します。
施工事例:木の香りに包まれる家
室内で運動できるスペース
猫を飼っているお客様から多い要望は、「キャットタワー」です。
室内で飼うと運動不足になりやすいため、遊びながら運動できる工夫が大切だそうです。縦方向に移動しやすいように、本棚や吹き抜けを生かしてご提案しています。
自由に移動できる工夫
自由気ままに家の中を移動するのが、猫の習性だそう。確かに、夏でも風通しのいい場所で寝ていたりしますよね。
でも、ドアを開けっぱなしにするのも困ります。そこで、ドアや壁に「くぐり戸」を設置してあげると、人も猫も快適に過ごせるようになります。
窓ぎわの日向ぼっこスポット
窓ぎわで外を眺めている猫を見かけることがありますが、なわばり意識の高い猫が日向ぼっこしながら外の様子をチェックしているのだそうです。
そこで、窓の枠に昇っても危なくない日向ぼっこスポットを設置し、窓から逃げないような工夫もしておくと安心です。
爪とぎの場所
新築の住まいなのに、柱や壁が爪とぎでボロボロになってしまうのは悲しいですよね。そこで、爪とぎ専用の場所をいくつか用意してあげると、他の壁を引っ掻いたりすることも少なくなるそうです。
期待通りに爪とぎしてくれないこともありますが、キャットタワーと一緒に設置しておくと少しでも被害が減らせます。
まとめ
ペットも大切な家族の一員。新築するなら、動物たちも喜んでくれる工夫をたくさん取り入れたいものですね。習性に合わせた間取りや設備なら、人もペットも快適に過ごせます。