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気軽に本を楽しめる「ライブラリーコーナー」

こんにちは。
立春を過ぎると、少しずつ日の出も早くなってきたように感じます。
まだまだ寒いですが、春に近づいているようで嬉しいですね。

 

さて今日は「本棚」がテーマ。

壁いっぱいに作られた本棚のある家や、廊下のニッチに本棚スペースがある家などの事例をご覧になったことはありませんか?

気軽に本を手に取れるような工夫をした図書コーナーを、「ライブラリースペース」と言います。

 

この記事では、ライブラリースペースのメリットやデメリット、おすすめの設置場所などについてご紹介していきます。

 

 

 

▼目次

・ライブラリースペースって何?

・ライブラリースペースのメリット

・ライブラリースペースのデメリット

・ライブラリースペースにおすすめの場所は?

・まとめ

 

 

 

ライブラリースペースって何?

「ライブラリースペース」とは、家族みんなの本を集めた「図書コーナー」のことを言います。

壁いっぱいに本棚を設けたり、読書スペースを設けたりして、気軽に本を楽しめるような工夫をした場所をイメージしてみてください。

 

寝室や子ども部屋にそれぞれの本を収納するのが一般的な間取りですが、あえて家族みんなの本を1箇所に集め、自由に読めるようにすることで、色々なメリットが生まれます。

施工事例:収納上手でおうち時間も上手に

 

 

 

ライブラリースペースのメリット

 

ライブラリースペースのメリットは、次のような点です。

 

気軽に読書を楽しめる

気軽に手に取れる場所に本があると、ちょっとしたすき間時間に本を読むことができます。ご飯ができるまでの間、寝るまでの少しの時間、本を読む時間は毎日をほんのちょっと豊かにしてくれますね。

読むことのハードルも下がるので、読書の習慣も付きやすくなります。

 

 

本を通じたコミュニケーションができる

ライブラリースペースがあると、家族みんなの本を目にすることになりますよね。

家族の好みや新しい世界を知ったり、本をきっかけに会話が生まれたりと、本を通じたコミュニケーションが広がります。

読書する場所も合わせて設計すると、まるで第二のリビングのようなリラックスできる場所になりますよ。

 

インテリアのアクセントになる

お気に入りの本なら、個室の本棚にしまっておくのはもったいない!

「見せる」収納を意識してライブラリースペースを作ると、おしゃれなインテリアのアクセントになります。

ずらりと本を並べてあるだけで、なんだかおうちが素敵なブックカフェのように見えてくるかもしれませんよ。

 

施工事例:全空間につながる約24畳の広々LDKのびのび子育てが叶う“ファミリーライブラリーのある家

 

 

ライブラリースペースのデメリット

 

ライブラリースペースを作るのなら、気になる点についても知っておきたいですね。

 

本が増えすぎてしまう可能性がある

本好きの方に注意していただきたいのは、置く場所があることでどんどん本が増えてしまうことです。

専用のスペースとは言え、油断すると本があふれてしまいますよね。

定期的に整理し、お気に入りの本だけを収納するように気をつけましょう。

 

 

置き方によっては、ごちゃごちゃして見える

ライブラリースペースは、目にしやすい場所に設けるため、本の置き方によっては散らかった印象になってしまうことがあります。

本の種類や高さ、並べ方に注意し、整理整頓することも大切にしましょう。

 

 

地震が起きた時に、本が通路を塞いで危険

大量の本を収納する場所なので、地震が起きた時のことも考えておきましょう。

造作していれば、本棚が倒れる危険性は少ないのですが、本が床に落ちることがあります。

落ちてきた本でケガをしたり、避難のための通路を塞いだりすることがないよう、設置場所や収納方法を検討しておきましょう。

 

 

 

ライブラリースペースにおすすめの場所は?

 

ライブラリースペースを作るのにおすすめの場所はどこでしょうか?

事例もまじえながら、ご紹介します。

 

2階のホール

階段を上がったところにある2階ホールは、家族みんなが通る場所。にぎやかなリビングからちょっと離れて、読書に集中しながらくつろぐのにいいですね。

日当たりのいい場所なら、クッションやソファを置いて、第二のリビングのように使うアイデアもおすすめです。

 

施工事例:幸せソウゾウする家

 

 

リビング

リビングにライブラリースペースを設けると、日常的に使いやすくなります。

テレビを置く壁面全てを本棚にしたり、リビングの小上がりの一角に本棚を設けたりと、置きたい本の量やリビングの広さに合わせて、さまざまなパターンが設計できます。

毎日目にするところなので、散らかった印象にならないよう工夫したいですね。

 

施工事例:住宅性能と家事動線にこだわった木の家

 

 

階段スペース

リビング階段の間取りなら、階段を設置した壁面を本棚にするデザインもいいですね。

表紙が見えるように本を置くと、絵画を飾ったようなおしゃれな印象に。

階段を椅子がわりにして、気軽に読書に集中できるのも楽しいです。

 

 

廊下

廊下の壁の厚みを利用して、文庫本や漫画など小さめの本を収納するのもよく見かけるアイデアです。

デッドスペースを活用でき、個室にあるよりも気軽に手に取れるのがいいですね。

 

 

書斎スペース

テレワークや書斎に、お気に入りの蔵書をたっぷりと収納する本棚を作るのもおすすめです。

家族で気軽にというより、大切な本をじっくりと楽しめる隠れ家のように使うことができます。

 

施工事例:ゆったりくつろぐ和の隠れ家

 

 

 

まとめ

 

ライブラリースペースを作れば、本をきっかけに家族の会話も広がり、家族みんなで読書を楽しむことができます。

本が好きな方とっては、自宅に図書館のような居場所ができるのはとても魅力的かもしれませんね。

たくさん本があるのなら、こんな居場所の作り方も検討してみてはいかがでしょうか。

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