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散らからない・使いやすい・明るい玄関にするには?

こんにちは。福島県郡山市の工務店、増子建築です。
私たちは、地元・福島の素材を活かした「木の家」を、自社の大工職人が一棟一棟丁寧に施工する工務店として、郡山市を中心に家づくりを行っています。

今日は、玄関の話題です。

玄関は「ただ出入りするだけの場所」と思われがちですが、実は 暮らしを大きく左右する空間。

なんだか暗かったり、常に散らかって急なチャイムにあわてて土間を片付ける…
なんてこともありますよね。

「靴の脱ぎ履きがスムーズ」
「物が散らかりにくい」
「明るくて気持ちいい」
「帰ってきてホッとできる」

そんな玄関づくりのポイントと、実際に人気のある工夫をご紹介します。

 

▼目次
・ちょうどいい広さを確保する
・持ち物に合わせた収納計画
・動線を邪魔しないドアの向き
・昼間でも照明がいらない明るい玄関に
・人気の玄関アイデア
・まとめ

 

ちょうどいい広さを確保する


△施工事例:大きなロフトと小さなロフトの家

玄関は、広すぎても狭すぎても使いにくいもの。
家族の人数や生活スタイルに合わせて「ちょうどいい広さ」を確保することが大切です。

■ 確保したい理想のサイズ感
◎土間+ホールで約3畳(家庭で使いやすい標準サイズ)
◎土間の奥行き1.2m前後(靴の脱ぎ履きがしやすい)
◎上がり框の横幅は2人が並べる程度

奥行きが深すぎる玄関は、意外と使いにくくなりがち。
「回遊できる」「ベビーカーを置ける」など実際の動きをイメージして計画するのがポイントです。

 

 

 

持ち物に合わせた収納計画


△施工事例:京町家風コの字の住まい

まずは、玄関まわりに置きたいものの量を知ることが収納づくりの第一歩です。
靴・雨具・子どもの外遊び道具・アウトドア用品など、実は物が集まりやすい空間なので、整理してみて厳選しましょう。

全部入れようとして広すぎるシューズクローゼットを選ぶとコストも上がるため、「必要な物だけを入れる」「生活動線に合った位置にする」ことがコツです。

 

 

動線を邪魔しないドアの向き


△施工事例:小上がり和室のある家事ラク動線の木の家

玄関ドアは、間取りの中でも使いやすさに大きく影響する部分。
意外に開き勝手ひとつで使いやすさが変わります。

開けたときに邪魔にならないよう、外からの動線をチェックして、駐車場からのアプローチも考慮して向きを決めます。
毎日開閉する場所だからこそ、ドアの「向き」と「開き方」はとても重要です。

 

昼間でも照明がいらない明るい玄関に


△施工事例:【木の家】シンプルで使いやすい20坪の平屋

暗い玄関は、どうしても家全体の印象が重くなってしまいます。
自然光が入る、あたたかい照明が当たる、リビングからの光が見える、それだけで印象が大きく変わります。
明るさを出すにはいろいろな方法がありますので、どんな雰囲気が良いか考えてみてください。

■明るさを確保する方法
・採光窓つきの玄関ドアを選ぶ
・壁面に縦スリット窓を設置する
・吹き抜けから光を取り込む
・ホールからの光を共有できる間取りにする

 

 

人気の玄関アイデア


△施工事例:幸せソウゾウする家

最近の新築やリフォームで特に人気がある工夫をご紹介します。

■シューズクローゼット(SIC)
靴だけでなく、傘・ベビーカー・外遊び道具・アウトドア用品まで、外で使う物をまとめてしまえる収納です。

■広めの玄関土間
趣味や生活スタイルに合わせて、自転車のメンテナンス、ちょい置きベンチ、ベビーカーや車椅子の展開など多目的な空間にできるのが魅力です。

■広い玄関ポーチ
玄関の外の話になりますが、玄関前に屋根のある広めのポーチ をつくると、雨の日がとても便利に。宅配の置き配スペースにも最適です。

 

 

まとめ


△施工事例:心地よい距離で繋がる二世帯住宅

玄関は「毎日の快適さ」をつくる大事な空間です。

家づくりでは室内のLDKや居室や水回りのレイアウトにたくさん目がいきがちですが、玄関にもぜひ注目してしっかり考えてみてください。
新築・リフォームを検討するときは、ぜひ 玄関の広さ・収納・光・動線 をセットで考えてみてくださいね。

 

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